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【到着ビザ(VOA)】バリ島で取得・延長する方法。これで60日滞在できる

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インドネシア・バリ島での到着ビザ(VOA)の取得・延長方法について解説していきます。

今回私たちはバリ島になるべく長く滞在したい!ということで、この到着ビザ(VOA)を活用しました。

正直かなり手間もかかるし面倒な手続きですが、 31日以上(最大60日)バリ島に滞在したい人は必見です!

 

インドネシアの到着ビザ(VOA)とは

インドネシアは観光目的で30日以内の滞在であればビザは免除され、特に手続きなどは必要ありません。

ですが、31日以上となるとビザの申請が必要になります。

到着ビザ(VOA)とは、インドネシアに計60日滞在できるというビザです。
(VOAはVisa on Arraivalの略)

日本での申請は必要なく、現地でビザの手続きが可能です。

 

大使館の情報もこちらから必ずご確認くださいね!

在インドネシア日本国大使館

駐在インドネシア共和国大使館のウェブサイト

 

到着ビザ(VOA)の取得と延長の流れ

到着ビザ取得と延長て続きの流れは大きくこの2つです。

  1. 空港で到着ビザ(VOA)の取得
  2. インドネシアの出入国管理局事務所(イミグレーション)で延長申請

出入国管理局事務所(イミグレーション)には3回足を運ぶ必要があります。

延長は1回に限り可能です。

 

手続きにかかる日数

空港でのビザ取得は入国後すぐに出来ますが、出入国管理局事務所(イミグレーション)での手続きは1週間〜2週間かかります。

営業時間も限られていますし、土日は閉まっているので、余裕をもって手続きを進めて下さい。

 

  • 2019年1月1日にインドネシアに入国(この時到着ビザを取得)
  • インドネシアに滞在できるのは2019年1月30日まで
  • 余裕を持って1月30日の2週間前である2019年1月16日あたりに出入国管理局事務所(イミグレーション)に延長手続きに行く
  • 2019年1月1日から60日間滞在可能

手続きの目安はこのような感じです。不備があったりすると申請がスムーズにいかない場合もあるので、2週間前くらい前を目安に行くと安心です!

(到着ビザを取得した時にも、担当者から2週間前に行くようにと案内がありました)

 

タミー
実際私たちは延長手続きに10日かかりました。
マーティン
1回目が営業時間内に間に合わなかったっていうのと、土日挟んじゃったから余計に日数がかかっちゃったね。

 

ビザ取得と延長申請にかかる金額

空港でのビザ(VOA)取得
Rp500,000(約3700円)出入国管理局事務所(イミグレーション)で延長申請
Rp500,000(約3700円)
合計でRp1000,000(約7400円)

※2019年8月時点のレートです。

 

到着ビザ(VOA)を空港で取得する手順

まず入国の際に到着ビザ(VOA)を取得する必要があります。

到着ビザ(VOA)は他のビザと違い、インドネシアの主要空港・港のみでの取得できるというものになります。

ここでビザの取得をしておかないと、延長手続きが出来なくなるので注意して下さい!

今回はバリ島のデンパサール(ングラライ空港)での到着ビザ(VOA)の取得手順をご紹介します。

 

主な流れはこちら

  1. VOA専用窓口で支払い
  2. 到着ビザ(VOA)を発行してもらう
  3. 入国審査

 

必要なもの

  • 残存有効期間6カ月以上のパスポート(空白ページ3ページ以上必要)
  • 帰路の航空券
  • Rp500,000の現金

 

具体的なビザ取得の流れ

VOA専用窓口で支払い

空港

飛行機を降りてずーっと歩いて行くと、こちらの大きくひらけた場所に到着します。

この真ん中にVOA専用窓口があるので、そちらで手続きを行います。

写真にある、このオブジェの裏あたりです。

 

ここを通り過ぎてしまって入国審査をしてしまうと、もうビザの取得は出来なくなってしまうので気をつけて下さいね!

 

窓口でパスポートを渡し、料金を支払います。(カード不可・ドル、円、各国通貨での支払い可)

日本円でも支払いは可能ですが、窓口の手前左にATMがあるので、ここで現地通貨を引き出しておくと後々便利だと思います。

 

ATM

この扉の奥にATMがありますよ!

 

紫の用紙

VOA専用窓口で支払いが終わると、こちらの紫の用紙を渡されます。

この時、必ずパスポートも返してもらいましょう!

 

到着ビザ(VOA)を発行してもらう

次に右側にあるカウンターに行き、到着ビザ(VOA)を発行してもらいます。

この紫の用紙とパスポートと航空券を渡すと、パスポートにシールを貼ってくれます。
(おそらくここで貼ってくれていたんだと思う・・・)

 

入国審査にすすむ

ここでの注意点は、滞在目的を聞かれた時に決して「仕事」などとは答えないこと。

何故なら到着ビザ(VOA)で就労することは禁止されているからです。

観光 Sightseeing」や「休暇 Holiday」などと答えれば問題ありません!

 

そして帰路の航空券や、バリ島での滞在ホテルを確認されることがありますので、すぐに答えられるように準備しておきましょう!

 

最後に、紫の用紙の半券・航空券・パスポート(スタンプ済み)を受け取って手続きは終了です。

必ずスタンプが押されているか、半券はあるかなどの確認を忘れずに!

半券はなくさないようにきちんと保管しておいて下さいね〜!

 

出入国管理局事務所(イミグレーション)で延長申請の手順

では次にインドネシア内の出入国管理事務所(イミグレーション)で、到着ビザの延長申請をしていきます。

流れはこちらです。

  1. パスポートなど必要書類の提出、手数料の支払い
  2. インタビュー・写真撮影・指紋
  3. パスポート受け取り

出入国管理事務所(イミグレーション)に3回行くことになります。

 

バリ島内の出入国管理局事務所(イミグレーション)の場所

バリ島内の出入国管理事務所(イミグレーション)は2ヶ所あります。

今回私たちは「デンパサール入管局」で申請を済ませましたので、その様子をレポートしたいと思います。

 

ングラ・ライ特別入管局

住所:Jl. Raya Taman Jimbaran No.1, Jimbaran, Kec. Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア
電話:(0361) 935-1038

 

デンパサール入管局

住所:Jl. D.I Jl. Panjaitan No.3, Dangin Puri Klod, East Denpasar, Denpasar City, Bali 80235 インドネシア
電話:(0361) 227-828

 

延長申請に必要なもの

  • 延長手続きの申請書(各事務所で配布されています)
  • パスポートとそのコピー(1枚)
  • すでに取得している到着ビザのコピー(1枚)
  • 帰路の航空券のコピー(行き先は日本でなくてもインドネシア以外の国ならOK)
  • 手数料Rp500,000

 

①パスポートなど必要書類の提出、手数料の支払い

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こちらがデンパサール入管局です。

私たちはこの近くのホテルに滞在し、Grabでここまで来ました。

タクシーはなかなか見つからなかったりするので、Grabは事前に日本でダウンロードしておくと便利です!

 

発券機で番号札を取る

券売機

建物の中に入ったら右奥にあるこの発券機で番号札を取って、番号が呼ばれるまで奥にある椅子に座って待機します。

電光掲示板で番号が表示されるので分かりやすいと思います。

 

カウンター

左上に見えるのが電光掲示板です。

番号の上にカウンターの番号が書いてあるので、その番号のところへ向かいましょう。

左からカウンター1,2,3と並んでいます。

 

カウンターで必要書類をもらい記入

呼ばれたら延長手続きの申請書を渡されるので、そこに必要事項を記入したらまた同じカウンターへ提出します。

 

申請書

渡されたピンクのファイルと申請書です。

 

申請書2

こちらも記入しないといけません。

インドネシア語と英語で書かれていますが、ちょっと分かりにくい・・・。

でも一応見本が机に書いてあるので、それを見ながら記入していきます。

 

一番最初だったか申請書を提出するタイミングだったか忘れてしまったのですが、「必要なもの」に記載した通り、これらを提出します。

  • 延長手続きの申請書
  • パスポート
  • パスポートのコピー
  • すでに取得している到着ビザのコピー
  • 帰路の航空券のコピー

 

パスポートのコピーとは、顔写真の見開きページ。

すでに取得している到着ビザのコピーとは、パスポートの到着ビザのシールとスタンプが貼ってある見開きページのことです。

デンパサール入管局の建物を出て右に行くと、パスポートのコピーと到着ビザのコピーをしてくれる窓口があるので、コピー類はそこでやってもらうのが確実です。(コピー代Rp2,000

 

タミー
私たちは事前にホテルでコピーしていったものを提出したら、これじゃダメと言われ、結局やり直しになってしまいました。

 

今回提出したパスポートは、延長手続きが完了するまで返ってこないので、何かあった時のために予め自分の手元にもパスポートのコピーを用意しておきましょう!

そしてホテルに泊まる時に最初にパスポートの提出を求められることが多いので、なるべく手続き中は同じホテルに滞在することをおすすめします。

(もし途中でホテルを変える場合は、パスポートのコピーで対応してくれることもあります。)

 

手数料の支払い

支払い時に必要な用紙

全ての提出が終わると、こちらの用紙をもらいます。

これを持ってデンパサール入管局の建物を出て正面にある車のところで、手数料Rp500,000を支払います。

 

車

ここですね!

移動販売みたいな車の中に人がいるので、先ほどの用紙を渡して下さい。

 

マーティン
休憩中の看板が出ていたのに何故かやってくれた!助かった〜!
今やってくれなかったら、またここに来るか銀行に行くはめになってたよ・・・

 

支払いが完了したら、先ほどの紙を返却されます。

ここに記載されている紫色のスタンプの日付が、次回デンパサール入管局に行く日です!

行くのを忘れないようにするのと、この控えの用紙もなくさないように大事に保管して下さい。

 

②インタビュー・写真撮影・指紋

  1. 前回指定された日付にデンパサール入菅局に行く
  2. 発券機で番号札を取り、呼ばれるまで待つ
  3. 番号が呼ばれたら、前回手数料を支払った時にもらった用紙をカウンターに提出
  4. 名前を呼ばれたらサイドカウンターに行き、また番号札を渡される
  5. 放送で番号が呼ばれたら、発券機の横あたりにある部屋でインタビュー・回写真の撮影・指紋を取る
  6. パスポート受取日が指定された用紙をもらって終了

 

控えの用紙

最後にこちらの用紙をもらいます。

紫色のスタンプの下の日付が次回パスポートを取りにデンパサール入管局へ行く日付です。

 

インタビューで聞かれること

私が聞かれたのは「いつまで滞在するの?「ホテルはどこ?」など、簡単な質問でした。

 

③パスポート受け取り

これでいよいよ最後です!

  1. 前回指定された日付にデンパサール入管局へ行く
  2. 発券機は使わず直接奥のカウンターへ行き、控えの用紙を提出
  3. 呼ばれたらサインをしてパスポートを受け取り終了

 

これで到着ビザ(VOA)の延長手続きは終了です!

パスポートに、入国から60日後の日付がスタンプで押されているはずなので、その場できちんと確認しましょう!

これバリ島に60日間滞在できるようになりました!!

 

デンパサール入管局の営業時間に注意!

営業時間

デンパサール入管局の営業時間や営業日は少し複雑です。

私たちはこれを知らずに行ったら、営業時間を過ぎてて受け付けてもらえなかったので、必ずチェックしておいて下さい!

 

土日とインドネシアの祝日、バリ島の祝日は休みです。

 

受け付けてもらえる時間帯

【パスポートなど必要書類の提出、手数料の支払い】
月〜木 8:00~14:00 金 9:00~14:00

【インタビュー・写真撮影・指紋】
月〜木 8:00~16:00 金 9:00~16:30

【パスポート受け取り】
月〜金 13:00~15:00

また、お昼休憩中は受け付けてもらえません。

【お昼休憩】
月〜木 12:00~13:00 金 11:30~13:00

 

マーティン
どんだけ複雑なんだよ!
タミー
もうちょっとなんとかならないのかね。分かりづらすぎる!

 

デンパサール入管局のその他情報

一概には言えませんが、私たちが行った時の混雑状況をお伝えしますね!

金曜日の午後に行った時にはすごく混雑していたのですが、月曜日の午前中は本当に人が少なかったです。

混雑してると結構待つので、時間には余裕を持って行って下さいね!

 

お昼時お腹がすいてしまったら、建物をでて右の方に食堂があるので利用してみて下さい。

お菓子系も売ってましたよ!

 

食堂

こんな感じのところです!

 

メニュー

人気があり混んでましたが、カフェ風のお店もありました。

 

まとめ

到着ビザ(VOA)を取得・延長するには色んな手続きがあり大変ですが、それでも「バリ大好き!できるだけ長くいたい!」という人はぜひ利用してみて下さい!

バリ島は見所いっぱいですからね。60日いても足りないくらいです。

みなさんが無事にビザが取れるように祈ってます!

 

 

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