バリ島のsimカードでTELKOMSELのsimPATIは電波も良くてとても人気です！
TELKOMSELのsimカードを使っていれば、バリ島旅行で移動する範囲はほぼカバーしているのではないでしょうか。
僕もこの便利なTELKOMSELのsimPATIを使っていたのですが、考えてもいなかったクレジットカード情報漏洩被害に遭ったのです！
現地のsimカードを使う事によって、どのようなリスクが潜んでいるのかを知っておくのも必要ですよね。
そこで今回この記事では、このようなクレジットカード情報漏洩被害に合わない為に、僕が実際に被害に遭った流れや、被害の兆候があった事をまとめました。
これからTELKOMSELのsimPATIを使う予定がある場合、この記事の内容に当てはまるような事象が起こったら即時に使用を中止するべきです。
被害に遭わないよう、安全なsimカードの利用ができるといいですね！
クレジットカード情報漏洩被害に遭うまでの流れ
今回僕が被害にあった手口が何かは特定できないのですが、怪しいのが「不正プログラム」か「フィッシング詐欺」です。
それぞれの手口の説明を載せておきますので、ご参考までに。
不正プログラム
サイバー犯罪者はメール経由、Web経由などの拡散手法を用いてインターネット利用者の PCに不正プログラム（マルウェア）を感染させ、クレジットカード情報を盗みます。この場合、感染PC内のファイルを収集し外部へ送信する、キーボードからの入力内容を記録する、ブラウザが保存した認証情報を窃取するなど、不特定の情報を盗むためのマルウェア（情報窃取型マルウェア）が使用される場合があります。この場合、窃取した様々な情報の中にクレジットカード情報も含まれている、ということになります。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報（ユーザID、パスワードなど）といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います。なお、フィッシングはphishingという綴りで、魚釣り（fishing）と洗練（sophisticated）から作られた造語であると言われています。
インターネットに広告が表示されるようになる
現地のsimカードでインターネット利用中、変なタイミングで画面に広告が表示されるようになった場合は要注意です。
▲このように全画面で広告が表示されます
僕がバリ島に滞在している時に3回simカードを交換したのですが、TELKOMSELのsimPATIを使っている時だけにこの現象が起きました。
webサイトを見ている時に広告が出てくるのは日本でもよくあるので、最初はあまり気にしてなかったのですが、あまりにも頻度が多かったり、不自然なところで広告が出てくるのです。
この広告はパソコンでテザリングしている時にも表示されました。
仕事柄パソコンでwebサイトを作っていたのですが、ローカルで作成していたのにも関わらずに広告が表示されてた事もあって、自分のパソコンにスパムやウイルスに感染しているのではないかと疑い、パソコンの検査をしたけど何も手がかりはありませんでした。
ホテルのwifiを使っている時に広告は一切出ないので、simカードのインターネット通信を使用している時だけに起こる現象です。
この時点でTELKOMSELの通信回線が何者かに狙われていたのは確かです。
simカードの回線でクレジットカードを使ってしまった
怪しい広告が画面に表示された時点でsimカードを捨てていれば良かったのですが、そのままsimカードの使用を継続してクレジットカードを使ってしまったのです。
おそらくこの時点でクレジットカード情報が盗まれてしまったのではないかと考えています。
状況はというと、TELKOMSELのデータ容量を使い切ってしまったので、TELKOMSEL専用アプリからチャージする為にクレジットカードでの決済を試みたのです。
この時チャージは3,4回試したけど、なぜか全て失敗。
後からコンビニに行ってチャージしようとしたけど、TELKOMSELのサーバーに障害が起きていたのか、コンビニでも朝からチャージができなくなっていたという事でした。
▲クレジットカードでの決済失敗画面
数日後にも何回かチャージを試しましたが、一度もできませんでした。
クレジットカードが使えなくなる
日本に帰国後、長距離バスの予約をクレジットカードで支払いしようとしたのですが、何回やっても失敗に終わり、それ以外にお店での買い物でも使うことができませんでした。
これは後から気づいたのですが、この時点では既にクレジットカードが悪用されていて、カード会社に使用を止められていたのです。
カード会社からの不正利用に関する問い合わせ
クレジットカードを使わなくても困ることはなかったので、気にせずそのままにしておいたのですが、ある日カード会社から連絡がきました。
カードの利用状況を聞かせてほしいとのことで、話を聞いていると
「先月の○月○日に□□□□□□□□のご利用はありましたでしょうか？」
などと、10項目くらいの利用を確認されました。
確認された項目のほとんどが心当たりのない利用だったので、めちゃめちゃ不正利用されてました！笑
利用確認項目一例です
- グランドハイアット東京の利用 90000円ほど
- 新幹線の利用 90,000円ほど
- DMM.comで買い物 60,000円ほど
- UQモバイル
- UQwimax
- LINEモバイル
あたかも日本で使いましたみたいに、身近なところで不正利用してくるところがエグいですね。
グランドハイアット東京とか泊まってみたいし。笑
カード会社の対応としては、不正利用に該当する項目の調査に入っていただくとのことでした。
また、カードは異常な不正利用をキャッチした段階でストップしていたらしく、新しいカードも発送されていましたので、カード会社の素晴らしい対応に感謝です。
被害に合わないよう気をつける事
では、こういったクレジットカードの情報漏洩被害に合わない為にどうするかですが、simカード利用中に「怪しい広告]が表示されるようになったら気をつける事です！
怪しい広告が現れた時点で、使っているsimカードはアウトです！
それ以外にも、クレジットカードを使わない事ですかね。
クレジットカードを使うなというのはちょっと無理がありますので、使う場合はセキュリティーがちゃんと保護されている、ホテルのwifiなどに接続して使うのが良いです。
他には、simカードを購入する場合、TELKOMSEL以外の通信会社を選ぶという選択肢です。
僕は今後バリ島に行ったら二度とTELKOMSELは使わないで、XL（エックスエル）のsimカードを使います。
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現地のsimに不信感を抱いてしまった方は、WiFiルーターを使うという選択肢もあります！
まとめ：現地simカード利用に潜むリスクを許容するなら使う
今回はバリ島で人気があるTELKOMSELのsimカード利用により、クレジットカードの情報漏洩被害があったことをお伝えしました。
僕自身全く予想だにしてなかった事なので少し驚いてはいますが、インターネットを使う以上このような危険は潜んでいます。
クレジットカードの被害なので、被害相当はカード会社が保証してくれますが、これが銀行のインターネットバンキングを利用していたら、口座から不正送金されて預金が全て無くなっていたかもしれません。
そう考えると本当に恐ろしいですよね。
現地のsimカードは安くて便利ですが、リスクがあるという事も念頭に置いておきましょう！
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