バリ島の夕方

【バリ島の治安情報まとめ】軽犯罪の手口や旅行者が気をつけることや対策

バリ島の夕方

バリ島は東南アジアの中でも屈指のリゾート地で、日本人にも人気が高い旅行先ですよね!

実際に3ヶ月滞在してみた印象としては、居心地も良くて現地の人は陽気で親切。

特に危険を感じることもありませんでした。

 

でもこれは、事前にきちんと気をつけて対策をしていたからかもしれません。

 

タミー
海外初心者の私だけだと、不安な部分はあったかも・・・

幸い一緒に行ったマーティンが海外での経験が豊富だったということもあり、未然にトラブルが防げたというのもあると思います。

 

マーティン
いくらバリの治安がいいとはいえ、日本の安全レベルにはかなわないからね!

 

バリ島旅行を安全に楽しむために、起こり得る犯罪やその対策をまとめてみましたので、ぜひ渡航前に一読下さい!

バリ島の治安について

バリ島は東南アジアの中では比較的安全な地域なので、きちんと自分で気をつけていればそれほど心配する必要はありません。

とはいっても日本の感覚とは全く違いますし、軽犯罪には注意しなければなりません。

事前に「どういった事件が起こるのか」「どういう対策をしておけばいいのか」を知っておく事が、とても重要です!

 

外務省の情報によるとバリ島の治安は「レベル1 充分注意して下さい」となっています。

アグン山の噴火で以前は立ち入り禁止の区域もありましたので、その辺りも含め旅行前に最新情報をチェックしておいて下さいね!

外務省 海外安全ホームページ

 

そしてテロも気になるところですよね。

以前2002年と2005年にバリ島でテロが起きましたが、近年はそういった兆候はみられません。

 

同じインドネシアでもジャカルタなどと違ってバリ島は観光で経済が成り立っている地域なので、観光客には優しいといえるのではないでしょうか。

何かトラブルがあると観光客が減ってしまって、悪影響がでますからね。

 

 

ぼったくりや詐欺の手口と対策

タクシー

車

手口

バリにはメーター付きとメーターなしのタクシーがあります。

メーターなしのタクシーでは、メーターをわざと動かさずに高額料金を請求してきたり、お釣りがないといって返さないことも・・・。

 

対策

タクシーはメーター付きのブルーバードが安心です。

ウブドなどブルーバードがいない地域に関してはローカルタクシー(メーターなし)を利用するしかないので、事前にある程度の相場を把握しておくといいですよ。

 

ぼったくるつもりじゃなくても細かいお釣りがないことは多々あるので、小さい単位の現金は常に用意しておくようにしましょう。

 

ジゴロ

ジゴロのイメージ画像

手口

ビーチなどで陽気な現地の男性に声をかけられ、観光案内をしてもらい、そのうち仲良くなり行動を共にすることが多くなる。

そうこうしているうちに金品を取られたりして、騙された!と訴える日本人女性が多発。

昔からある話だけど、今でもこういった話はなくならないみたいです。

 

対策

バリの人たちは陽気で愛想もいいし、親切にされたらそれはついて行きたくなる気持ちも分からなくはない・・・。

でも海外だからといって浮かれすぎるのは要注意!

もしこれが日本なら絶対について行かないですもんね。

 

自分の身は自分で守らなければいけません。

当たり前ですが、知らない人には容易についていかない方がいいです。

恋に落ちたら自己責任ということで・・・。

 

両替所

ルピア

手口

観光地なら両替所はたくさんあります。

でも場所によっては、両替した金額よりも少ない金額を渡される、なんていうこともあるので注意が必要です。

 

対策

レートが良すぎたり、奥まったところや汚めの両替所は避ける。

両替後はきちんと金額があっているか確かめる。

 

勝手にガイド

ガイド

手口

観光スポットで、いつの間にか現地の人が勝手にガイドをしてくるということがあります。

日本語が上手だったりするパターンもあるので、ついつい話を聞いてしまうのですが、あとでチップを要求してきたりするんです。(せっかく良いガイドなんだから、最初から料金言ってくれればいいのに)

 

あと買い物してる時に「何ほしいの?こっちよ!ついてきて!」という感じで強引にお店に連れて行かれ、物を押し売りしてくるパターンも多いです。

こういう人は買ったお店の人からコミッションをもらうのが目的。

 

対策

ガイドは、不要なら最初から断るか「いくら?」と先に聞きましょう。

ガイドがいた方が楽しめる場合もあるので、納得する金額ならぜひお願いしてみて下さいね。

 

買い物時は「自分で探すよ!」などと言って、ひたすらスルーです。

それでも最後までついてくるので、正直私もどうしたらいいのか知りたい。笑

 

▼ガイド事件はデンパサールの観光スポットで起きました

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カルマグループ

カルマ

手口

詐欺というかなんというか、やり方がちょっとね・・・っていうカルマグループ。

時間を盗まれるので私は詐欺と言っちゃうよ。

 

道端で声をかけられクジを引くと「アタリ」がだいたい出る。

ホテルの宿泊券や商品が当たるのですが、それを受け取るにはカルマグループの高級ホテルに連れていかれて説明を聞かなければいけない。

 

そこに行ってしまうと、カルマグループの会員券を購入するようにと、勧誘が待っている。

 

対策

素晴らしい高級ホテルだし、会員になれば得することもたくさんあるんでしょう。

でも興味がない人にとっては本当に迷惑。

観光主要地で愛想よく声をかけてくる人には注意して下さい。

 

▼詳しくはこちらをご覧ください。

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カルマ

 

狂犬病がある犬や猿

犬

バリ島では飼い犬なのか野良犬なのか区別がつかない犬がたくさんいます。

犬や猿に噛まれると狂犬病になる可能性があるので、決して触らないようにしましょう。

 

昼間はまだいいのですが、夜になると暗くて歩道に寝ている犬に気づけなかったりするのが怖い。

踏んでしまったりして何かあると大変です・・・。

 

もしも噛まれたしまったら早急に病院に行って下さいね!

 

日本語が通じる病院

カシイブ病院(デンパサール)
緊急ダイヤル:(0361)3003030
営業時間:24時間
公式HP:http://japan.kih.co.id/
住所:Jl. Teuku Umar No.120, Dauh Puri Kauh, Kec. Denpasar Bar., Kota Denpasar, Bali 80114 インドネシア

タケノコ・バリ診療所(クタ)
日本語ダイヤル:0811-399-459
営業時間:平日 8:00~20:00 土日 8:00~16:00
住所:Jl. Sunset Road, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア

 

ホテルでの貴重品管理

ホテルの部屋

ホテルではセーフティーボックスがある場合はそちらに貴重品を入れるようにしましょう。

外出中に勝手にハウスキーピングがくる事もあるので、私たちはスーツケースに貴重品を入れて鍵を閉めるようにしていました。

 

きちんと管理をしていたのでホテルで盗難被害にあったことはありませんが、ホテルの従業員が100%信用できるわけではないし、大型ホテルやヴィラなどのたくさんの人が出入りするところでは何があるか分かりません。

 

プライベートプールに入っている時や、スパの施術中なども安心しきらずに管理を徹底して下さいね。

 

宗教行事は治安が悪化?

ラマダンというイスラム教の宗教行事の時は、少し注意が必要です。

インドネシアではイスラム教信者が87%ですが、バリ島内ではバリ・ヒンドゥー教を信仰している人が殆どです。

 

ですが他の地域からイスラム教徒がバリ島に出稼ぎに来ている労働者も多く、ラマダン前後はトラブルが起きやすくなるのです。(盗難やひったくりが増える)

 

ラマダンの時期は毎年変わるので事前にチェックしておきましょう。

 

2020年のラマダン 4月23日(木)〜5月23日
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バリ島の風景

 

道端で売られている違法薬物

クタなどの繁華街では、道端で違法薬物を販売している人もいます。

インドネシアでは所持だけでも禁固刑や死刑といった罰が適応されるので、気軽に話しかけてくる人に簡単に気をゆるさないようにしましょう。

どこに危険が潜んでいるか分からないということは、頭の念頭に入れておかないといけません。

 

車やバイクは運転が怖い

バリ島では車やバイクが主な交通手段になっていますが、交通ルールは日本とは全く違います。

自分が運転していなくても、タクシーに乗っている時や歩いている時に怖いなぁと感じることがあるんですよね。

 

タミー
在住者の人でもバイクを運転するのが怖いと言ってました。
全く確認しないでいきなり飛び出してくるバイクも多いので、歩行者でも気をつけなければいけません。

歩行者用の信号は殆どないので、道を渡るのも一苦労。

どちらかというと優先順位は、車>バイク>歩行者といったかんじです。

 

買い物時の強引な客引き

パサールスニ

スーパーやショッピングモールなら大丈夫ですが、街中にあるパスールスニというお土産ショップや観光地では客引きが強引です。

断れない文化の日本人には少し辛く感じるかもしれません。

いらない時はきっぱりと断わる勇気が必要!

 

▼客引きについては、こちらの記事を参考にどうぞ。

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ひったくりや盗難

なるべくならショルダーバッグやリュックなど、チャックがついているバッグがおすすめです。

中身がぱっくり見えるトートバッグは避けた方が無難かなと思います。

 

現地の人曰く、車道側にバッグを持っていると通りがかりのバイクにひったくりされる、とのこと。

長くそこに住んでいる人は、あの人怪しい・・・と動きでなんとなく分かるそうですが、旅行者の私たちにはそんなところまでは分からないですよね。

盗まれるだけならまだしも怪我する可能性もありますし、細かいところですがこういうところから気をつけていきましょう!

 

ATMでスキミング

maybank

ATMではスキミングされることもあるらしい。

注意することは

  • 暗証番号の入力時は手で隠しながら打つ
  • カード差込口のカバーが取り外しできないか確認する

カメラがどこかについていて暗証番号を見られている可能性があるので、必ず手やお財布で隠しながら入力して下さい。

 

あとカードの差込口にスキミングの機械がついている場合があるらしいので、差込口のカバーが取れないか確認してみて下さい。

もし取れたらそのATMはスキミングの機械が仕込まれていたということになるので、使用ちゃダメですよ。

 

またカードがわざとATMから出なくなるように仕掛けられている場合もあるそう。

もしそうなった時は、たとえ警備員でも暗証番号は絶対に教えないで下さいね!

「どうしたの?」と親切に話しかけてきて、そうこうしているうちに暗証番号を聞き出し、お金を引き出されるという詐欺もあるんですって。

 

その詐欺なのかは分かりませんが、私たちも実際ATMでカードが出てこなくなるトラブルがありました。

 

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ATM

 

現地simカード利用中にクレジットカード情報漏洩

これは私たちが実際に被害があったケースをご紹介します。

TELKOMSELという現地で利用が多いsimカードを購入して使っていたのですが、インターネット使用中に変な広告がたくさん出てくるようになりました。

 

simカードをそのまま使っていたのですが、インターネットを使ってクレジットカード決済をした時に情報が盗まれていたのです。

その後、クレジットカードは不正利用されて、カードが止まってしまいました。

 

まさかsimカードが原因でこんな事になるとは想像もしてなかったのですが、バリ島ではこのようなケースもあるので気をつけてください!

 

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バリ島での犯罪について

殺人などの犯罪は少ないですが、スリや窃盗、空き巣などの犯罪には気をつける必要があります。

在住日本人の方は「空き巣が怖いから犬を飼ってないと怖い」なんてことも言っていました。(番犬がわり)

 

知り合いのお家では犬がいるにもかかわらず、空き巣の被害にあったそうです。

普段は絶対人がきたら吠えるのに、その時は全く吠えなかったんだそう。

 

タミー
寝ている間に盗まれたり不思議な事件続きで、透明人間の仕業なんじゃないか!?みたいな迷信まで流れているらしい

 

人種差別ではないですが、だいたい事件を起こすのはバリ人ではなくてジャワ人という噂も。

クタやスミニャックあたりの観光地で商売をしている人たちはジャワ人が多いんだとか。

なので、私たちが行く観光スポットも決して安全とは言い切れないということです。

 

ちなみにバリの人たちは町の結束がとても強いので、盗難なんかあったりした日にはそこらじゅうの関係ない人たちまで集まってきて、犯人をボコボコにするらしい。笑

 

最近は観光客が泊まるホテルでも泥棒に入られたりしているらしので、気をつけましょうね!

 

安心してバリ旅行をするための対策

お金は最低限だけ持ち歩く

現金は必要以上に持ち歩かないことで、もし被害にあった時に最小限にとどめることができます。

お財布は旅行用のものにして、普段日本で使っているお財布とは別のものを使うのがおすすめです。

 

女性一人で夜の外出は避ける

日中は女性一人でも問題はないかと思いますが、夜出歩くのは避けた方が無難です。

特にクタやスミニャックあたりの繁華街は気をつけて下さい。

 

カーチャーターやツアーを利用する

タクシーなどのぼったくりを心配をしながら旅行するよりは、ツアーに参加したり日本語ガイド付きのカーチャーターを手配した方が安心ですよね。

現地のガイドが一緒なら、犯罪に巻き込まれるリスクもかなり軽減できそうです。

 

海外旅行保険に入る

万が一病気や怪我をした時や、盗難などのトラブルにあった時に海外保険は必ず入っておきましょう!

海外では何が起きるかわかりませんからね・・・。

 

私はこちらの海外旅行保険付きのクレジットカードを使用しています。

いざという時にすぐ連絡ができるように、海外からの連絡先は控えておくと良いですよ。

 

きちんと気をつけて楽しいバリ島旅行を!

犯罪をする方だってスキがある人を狙うもの。

事前に現地の情報を知り、きちんと気をつけて行動していれば、未然に防げることはたくさんあります。

念には念を!事前準備はしっかりとして、バリ旅行を楽しんで下さいね!

 

 

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