初めてバリ島に行った時の衝撃は忘れられません。
バリで買い物する時は、強引な客引きにご注意です!
ということで今回は、バリ島での買い物を楽しむために強引な客引きの断り方と、交渉を成功させるコツを伝授したいと思います!
もちろん苦にならない人もいるとは思うのですが、私のように断るのが苦手!という人は必見です。
どこで客引きされるの?
客引きはどこにいるかというと、主に観光地です。
有名なショッピングモールやスーパー、街中に溢れている激安ショップのパサールスニなどで客引きに合う事が多いでしょう。
バリはタクシーをはじめ、上記のショップでは値段が決まっていなく交渉制なので、そういった場所では面倒なやりとりが発生しやすいのです。
市場や観光スポットでは、勝手に案内されてチップを要求されるなんてこともあります。
実際経験した強引な客引きの体験談
私たちが実際に経験した体験談をお話したいと思います。
結構長いので結論が先に見たい方は飛ばして下さい。(笑)
それはサヌールビーチでの出来事です。
タクシーを降りると「みるだけみるだけ!」とカタコトの日本語を喋ってくるおばちゃんが近寄って来た。
何を見るの??
おばちゃんは、路地の裏の方を指差している。
とりあえずタクシーを降りたばかりなので、目の前に広がる海に夢中な私たち。記念写真を撮りまくる。
その間もおばちゃんはずっと側にいて、隙あらばしつこく話しかけてきます。
もーーしょうがない、みるだけ!とお店を見てあげることに。
おばちゃんは「みるだけみるだけ〜♪」と私たちがついて行く事にルンルンになっている。
細い道を通ってだいぶ奥の方へ連れていかれました。
これがいわゆるパサールスニと言われている激安ショップです。
おばちゃんのお店に行くまでにたくさんお店があるけど、誰も営業してこない!
しつこいのはこのおばちゃんだけだ。
おばちゃんのお店には、カゴバックだったり腰に巻くサロンなどが売っています。
うん、なかなか可愛いものもあるね。
気づいたらおばちゃんにサロンを巻かれてた!!なんという早業!
この時は知識もなく「サロンって何?」っていう状態。
綺麗な布だけど、これ必要なの?
サロンとは
寺院に入る際に必要な腰に巻く布の事。
サロンはバリの正装でも使われていますが、パサールスニに売っているものは観光者向けのものが多いです。
本来は腰に巻くものですが、ひざ掛けにしたり、ビーチで敷物にしたり、水着の上に巻いたりなど使い方は様々。
そんなこんなで、サロンの必要性も分かってないし何が欲しいのかもまだ分かってないのに
もう勝手に買うものをおばちゃんに決められてる!!!
カゴバックと、サロン2枚でいくらだよ!って・・・
いやいや、サロン2枚とかいらないから!
もうちょっと考えたいな〜と困っていると「わかった!値下げするよ!この値段ならどうだ!?」って・・・
あのー。そういうことではないんですぅ。
とんでもないところへ来てしまった。
可愛いけど、値段の問題ではない。他も色々見たいのよー!!
ていうか海もまだまともに見れてないし!!
しつこさを押し切ってお店を出ると
おばちゃんめっちゃ怒ってる!!!
「みるだけ」って言ったのそっちじゃん!!
話がちがーーう!
断り文句が分からず「明日くるよ」って言ったら「明日はもう値下げしないから、今日買うならこの値段よ!」って。
なんやねん。
とにかく疲れる。
「みるだけ」は見るだけでは済まされない。
強引な客引きの断り方のコツ
バリに行くなら強引な客引きに対する心構えは必要です!
断る勇気!
日本人が苦手なところかもしれませんが、話を聞いてしまうと永遠に終わりません!
想像以上にしつこいと思っておいてください。
断り文句を考えておく
予め断り文句を英語で言えるようにしておくといいと思います。
「時間がない」「急いでる」「いらない」
でも英語よりも有効的なのは、インドネシア語です。
Tidak(ティダ)→否定形で「NO」や「いいえ」の意味
Nanti(ナンティ)→「後で」という意味
それでも「なら早く買っちゃいなさい!もうこの値段でいいから!はいよ!」ともう袋に包み出すかもしれません。
そういう時は「今から飛行機で帰るから、もう時間ないからばいばーい!」などと適当な嘘をついて早く切り上げましょう。(笑)
そっちが強引なら、こっちも強引になるしかないのです。
買おうか悩んでいる時は、一旦店を離れる
まだ商品を買おうか悩んでいる時は、参考のために値段だけ聞いて「欲しくない、いらない」と言って、一度お店を出てから考えた方がいいです。
お店で考えていると、横からずっと話しかけてくるので考える時間を与えてくれません。
すっごく悲しそうな顔をしてきたり、「そのお金がないと今日のご飯が食べられないよ〜〜」と泣きついてくるかもしれませんが、心を鬼にして去りましょう。
禁句の日本語
あちらも簡単な日本語なら分かってしまうので、「高い」は禁句です。
何故かというと、高いと言われたら「安くしまっせー!!」と商売魂に火がついてしまうから。
最終手段は、英語が全然わからないふり
インドネシア語も英語も通じないとなると会話が成り立たないので、言葉が分からないふりは最終手段!
私たちは英語どころか日本語で喋りかけられても、日本人じゃないふりをすることも。(笑)
買い物する時に交渉を成功させるコツ
ここまでは断り方でしたが、次は本当に買い物したい時にディスカウントを成功させるコツを伝授します!
インドネシア語を使う
少しインドネシア語を喋ると、あ、この人わかる人だ!ってなって交渉がうまくいく確率が上がるような気がします!
- Selamat siang(スラマシアン)→こんにちわ
- Permisi(プルミシ)→すみません(Excuse me)
- Berapa?(ブラパ?)→いくらですか?
- terima kashi(テリマカシ)→ありがとう
このあたりの簡単な単語を使うだけでも、現地の人は喜んでくれます!
スラマシアンはお昼くらいから夕方までの時間帯に使う挨拶ですが、朝ならSelamat Pagi(スラマパギ)、夜ならSelamat malam(スラママラム)です。
16:00~18:00という微妙な時間に使うSelamat sore(スラマソレ)もありますが、ややこしいので覚えなくてもいいかも。
提示された金額の3分の1の金額を言う
最初に提示される金額は、日本の感覚でいくと「そんなもんか〜」と納得してしまうかもしれませんが、現地の価格だとかなり高い金額を言われていることが多いです。
なので、提示された金額の3分の1の金額を一度言ってみて下さい!
最初は「嘘でしょ〜っ」て顔をされますが、最終的には結構高い確率でその金額まで下がります!
ただし、そこまで下げるには粘って粘ってという感じなので、時間は多少かかります。
そしてせっかくお買い上げしたのに、「その金額で売れてもね〜」っていう、めちゃめちゃふてくされて不機嫌のままお別れする事になるかもしれません。(笑)
後味悪いのは嫌だな〜という方は、もう少し高い金額で買ってあげて下さい・・・!
まとめ
いかがでしたか?客引きもバリの醍醐味ですね!
ちょっと嫌だなとか面倒臭いなと思う事もあるのですが、話してみると凄い良い人だったり、笑いが起こることも結構あって面白いですよ!
「釣りはいらないよ!」と、お金持ちぶってちょっと余分にお金を払ってあげたら、スキップしながら喜んでた店員さんもいたりなんかして。(笑)
こういうやりとりは日本では経験できないので、怖がらずにバリでのお買い物を楽しんで下さいね〜!
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