インドネシアバリ島にはインスタントコーヒーが驚くほどたくさんあるんです。
スーパーやコンビニに並べられているインスタントコーヒーは種類が豊富すぎて、正直何を選んでいいか分かりません。
お土産にも最適なインスタントコーヒーですが、なるべく失敗しないように美味しい種類を選びたいですよね。
約3ヶ月くらいバリ島に滞在して、150回以上はインスタントコーヒーを飲んだ僕が、自信をもっておすすめできる商品をご紹介します。
バリ島にあるインスタントコーヒーについて、このような疑問をがあると思います。
- お土産で買うインスタントコーヒーでおすすめを知りたい
- 種類豊富なインスタントコーヒーで失敗しない選択をしたい
- インスタントコーヒーの味って実際はどうなの?
この記事では、インドネシアのバリ島にあるインスタントコーヒーの紹介や、実際に試した種類の解説をしていきます。
※記事内でバリ島のインスタントコーヒーと書いてますが、インドネシアではバリ島以外でも同じようにインスタントコーヒーが売っています。
- 1 お土産におすすめのインスタントコーヒー
- 2 バリ島のインスタントコーヒー事情
- 3 インスタントコーヒーの飲み方を解説
- 4 日本でバリ島のインスタントコーヒーを買うには
- 5 実際に飲んだインスタントコーヒーを紹介
- 5.1 Kapal Api SPECIAL MIX
- 5.2 Luwak White Koffie
- 5.3 Good Day Cappuccino
- 5.4 SINGA COFFEE Kopi Bubuk Dan Gula
- 5.5 Kapal Api GRANDE Java Latte
- 5.6 NESCAFE Green blend Coffee
- 5.7 Kapal Api GRANDE White Coffee
- 5.8 KOPI ABC Plus GULA
- 5.9 TORABIKA CAPPUCCINO
- 5.10 Mocha Creamer
- 5.11 TORABIKA TORA MOKA
- 5.12 Anget sari KOPI SUSU JAHE
- 5.13 TORABIKA TORA SUSU
- 5.14 KOPI GINSENG
- 6 バリ島のインスタントコーヒーまとめ
お土産におすすめのインスタントコーヒー
お土産としても最適なインスタントコーヒーですが、スーパーに取り揃えてあるのは種類が豊富過ぎて、なかなか選べません。
そんな困った状況に陥った時に、これを買えばまず大丈夫だろうという、お土産におすすめのインスタントコーヒーをご紹介します。
バラマキ土産でも自分用のお土産としても、おすすめできるのはこちらの2つです。
- Luwak White Koffie
- Kapal Api SPECIAL MIX
万人受けするお土産ならLuwak White Koffie
バリのお土産におすすめのインスタントコーヒーは「Luwak White Koffie」。
味はもちろんのこと、カップにお湯を注いだあとの見た目も申し分ないです。
パッケージのLuwakの部分に、さりげなくジャコウネコの絵が描いてあるところが特徴。
コピルアク(ジャコウネココーヒー)は入ってないと思いますが、コーヒー通の人ならジャコウネコを見ただけできっと喜びます。
この「Luwak White Koffie」は売っているお店が多いので、探せばすぐ見つかるのがおすすめするポイントの一つ。
バリ島のコーヒーが楽しめるKapal Api SPECIAL MIX
もう一つお土産におすすめのコーヒーを選ぶなら「Kapal Api SPECIAL MIX」ですね。
こちらは粉がカップに沈殿するバリコーヒー(コピバリ)タイプのインスタントコーヒー。
粉が浮いているタイプのコーヒーは、慣れてない人に不快な思いをさせる可能性は十分ありますが、バリ島のお土産なのでご愛嬌ということで。
自分用のお土産として、日本でもバリの気分を味わうのには悪くないと思います。
この「Kapal Api SPECIAL MIX」は、現地のインドネシア人が何人もおすすめしてくるほどの人気商品です。
バリ島のインスタントコーヒー事情
少し簡単にですが、バリ島のインスタントコーヒーについて説明していきます。
- インスタントコーヒーが買える場所
- バリ島のインスタントコーヒーの種類
- バリ島のインスタントコーヒーの味
インスタントコーヒーが買える場所
バリ島でインスタントコーヒーが購入できる場所はスーパーやコンビニ、売店、または食堂(ワルン)などです。
値段は種類や買うお店によってまちまちですが、だいたいRp.1,500からRp.5,000(約12円~40円)ほど。
スーパー、コンビニで買う場合は安いのですが、売店や食堂では少しだけ高いイメージがありますね。
売店では店頭に袋が連なって垂れ下がっている光景を見る事ができ、欲しい数だけ店員さんに伝えると、店員さんがもぎ取ってくれたりしますよ。
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また、コンビニでは日本と同じように給湯器が設置してあり、その場でお湯を注いで飲む事も可能です。
バリ島のインスタントコーヒーの種類
冒頭でも紹介したように、インスタントコーヒーは種類が豊富です。
ブラック、ミルク、カフェラテ、カプチーノ、キャラメルマキアートなど定番なものから、ジンジャー、高麗人参、ドリアン、バニラなどのフレーバーがあるものまで多数あります。
日本人の感覚ではインスタントコーヒーはお湯で溶けるものだという概念がありますが、バリのインスタントコーヒーの特徴として、お湯を注いでも粉が溶けないタイプが存在します。
これはバリコーヒー(コピバリ)同様に粉がカップの底に沈殿するタイプのインスタントコーヒーです。
初めてバリコーヒーを飲んだ時も粉がカップ中をただよっていたのに驚いたのですが、インスタントコーヒーでも同じように粉が沈殿するタイプがあるのには驚きました。
お店で注文して出てくるバリコーヒーが、インスタントコーヒーを使われても、気づかないかもしれません。
バリ島のインスタントコーヒーの味
味に関しては多種多様ですが、基本的に砂糖が入って、とても甘いです。
どれくらい甘いかと言うと、日本で売られている加糖の缶コーヒーより甘いのは確かですね。
ブラックコーヒーのパッケージをしていても、飲むと砂糖が入っているのが当たり前みたいです。
甘党には嬉しいことですが、無糖ブラックコーヒーが好きな方には、受け入れ難いのではないでしょうか。
インスタントコーヒーの飲み方を解説
インスタントコーヒーの飲み方は実にシンプルで、粉に熱湯をかけて混ぜるだけ。
日本のインスタントコーヒーの飲み方と同じなのですが、一つ注意が必要です。
粉が溶けるタイプと、粉が溶けないタイプの2種類があるので、溶けないタイプの場合はかき混ぜてから粉が沈殿するまで待たなくてはいけません。
粉が沈殿しなくても、かき混ぜた時にカップの周りに粉が付着するので、粉を飲まないのは至難の技。
▲カップの周りに細かいコーヒーの粉が付着しています。
粉が完全に沈むまで2~3分は待たないといけないので、待ってるうちにコーヒーが冷めるのが難点。
日本でバリ島のインスタントコーヒーを買うには
バリ島のコーヒーを日本で買える場所を探してみましたが、現在はネット通販しかなさそうです。
コーヒー販売で有名なKALDI(カルディコーヒーファーム)なら扱ってると思ったのですが、お店で探しても見つかりませんでした。
Amazonならそこそこ種類も取り扱ってましたので、おすすめの2種類をリンク貼っておきます。
▼Luwak White Koffie
▼Kapal Api SPECIAL MIX
実際に飲んだインスタントコーヒーを紹介
実際にバリ島で飲んだインスタントコーヒーを14種類ご紹介します。
僕の好みで評価をつけさせていただいてますが、あくまで参考程度にお願いします。
Kapal Api SPECIAL MIX
評価:(5)
見た目はブラックコーヒーそのものだが、砂糖が入っていて味は甘い。
コーヒーの味もしっかりしていているので、飽きがこない。
食堂でバリコーヒー頼むと、たまにこれが出てきてるような気もします。
【粉が沈殿するタイプ】
Luwak White Koffie
評価:(5)
泡の立ち方により、カフェラテのような見栄えになる。
砂糖が入っているが、甘すぎる事はなく、後味にコーヒー感が残る。
目を閉じて飲めば、カフェで注文したカフェラテを飲んでいるような感じがしなくもない。
Good Day Cappuccino
評価:(4)
カフェで飲むカプチーノのような、きめ細かな泡がちゃんとできていて、見た目が想像以上に美しい。
付属袋のチョコレートの粉と、味が絶妙にマッチする。
かなり甘いけど、後味は心地よい。
SINGA COFFEE Kopi Bubuk Dan Gula
評価:(4)
粉が多いので、お湯を注いで混ぜていると、粉がスプーンに引っかかるような感じがする。
粉多めだが、他の粉が沈殿するブラックコーヒータイプより苦味もあり、後味にコーヒー感が残る。
甘すぎないコーヒーが好きな人にはおすすめ。
【粉が沈殿するタイプ】
Kapal Api GRANDE Java Latte
評価:(4)
3 in 1コーヒーで、お湯を注ぐとカフェラテの色や味になる。
砂糖の量がちょうど良く、甘すぎずクリーミーな味わい。
コーヒー感は弱いが、後味も気にならなくバランスが良い。
NESCAFE Green blend Coffee
評価:(3)
粉の量が他のインスタントコーヒーより極端に少ないが、味はしっかりしているのが、さすがネスカフェといったところ。
ミルクコーヒーのような口当たりだが、ほろ苦さが後からくる。
ただし、そこまでパッとした味ではない。
Kapal Api GRANDE White Coffee
評価:(3)
カフェラテみたいに表面に薄く泡が立つが、付属袋のチョコトッピングをかけると、泡が薄いせいかお湯に直接触れて溶けてしまう
味としては甘いコーヒー牛乳を感じさせる。
ほんのりと、コーヒー感があるような無いような微妙なところ。
KOPI ABC Plus GULA
評価:(3)
見た目はブラックコーヒーそのものだが、もちろん砂糖入り。
他のブラックコーヒー系より甘くなく、少し酸味がある。
コーヒー感がなく味は薄いが、後味は悪くない。
【粉が沈殿するタイプ】
TORABIKA CAPPUCCINO
評価:(3)
出来上がりは気泡がまばらだが、泡が多く立っていて、同包されているチョコレートの粉を入れると見た目は良い。
泡を立てる事に重点をおいているせいか、甘いホットミルクを飲んでいるよう。
Mocha Creamer
評価:(2)
モカというよりキャラメルマキアートのような味。
甘さもそこそこあり、クリーム感も強い。
甘いのが好きな人にはおすすめ。
TORABIKA TORA MOKA
評価:(2)
コーヒーにクリームとチョコが入っているタイプ。
出来上がりがパッケージの絵とは程遠い色になるが、飲んでみるとかなり甘い。
コーヒーの感じはなく、キャラメルマキアートみたい。
【粉が沈殿するタイプ】
Anget sari KOPI SUSU JAHE
評価:(2)
飲んだ瞬間にジンジャーのピリッと辛い感じが口に広がる。
結構な辛さでコーヒーよりジンジャーの味の方が強い。
コーヒーを飲んでいる感じはしないが、体に良いと思って飲めばいいと思う。
TORABIKA TORA SUSU
評価:(2)
FULLCREAMと書いてあるパッケージとは裏腹に、出来上がりの色がかなり茶色い。
飲んでみると想像より甘く、後味がなんとも言えない変な味。
変な後味に耐えられる甘党にはおすすめ。
【粉が沈殿するタイプ】
KOPI GINSENG
評価:(1)
コーヒーの皮をかぶった別の何か。
飲んだ瞬間は少し甘いミルクコーヒーを感じるが、すぐにジンセン(高麗人参)の苦味が口に広がり、最悪の後味を味わう。
コーヒーだと思って買った人にはガッカリするかもしれないが、身体に良いと思えばこの味も耐えられるはず。
バリ島のインスタントコーヒーまとめ
バリ島のインスタントコーヒーをざっくりとまとめると、このような感じでしょうか。
- インスタントコーヒーの種類が豊富
- 粉が溶けるタイプと溶けないタイプがある
- 基本的にどれを飲んでも甘い
- お土産にするならLuwak White KoffieかKapal Api SPECIAL MIX
- 日本では通販でしか買えないので、現地で買ってくるのがよい
バリ島のインスタントコーヒーはとても種類が豊富なので、あれもこれも試してみたいですね。
しかし、気をつけていただきたいのは、インスタントコーヒーに含まれる砂糖の量が多いという事です。
ネスカフェの3 in 1などと比べると段違いに甘いですし、毎日何杯も飲んでいたら糖尿病まっしぐらですね。
僕がバリ島で生活していた時インスタントコーヒーを毎日大量に飲んでいましたが、適度に運動してたので糖尿病も体重の増加はあまりなかったのですが、運動してなかったら危なかったかもしれません。
お気に入りのインスタントコーヒーが見つかっても、くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう!
▼Luwak White Koffie
▼Kapal Api SPECIAL MIX
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