バリ島のビーチは波が良く、世界中からサーファーが訪れるほど人気があります。
そんなバリ島でサーフィンをしたいけど、初心者または未経験ということで躊躇(ちゅうちょ)してしまう方もいるかと思いますが、実はバリ島では初心者だからこそサーフィンをするべき理由があります!
この記事では、このような疑問に答えます。
- 初心者でもバリ島でサーフィンってできるの?
- バリ島で初心者がサーフィンができる場所ってどこ?
- 初心者がサーフィンをする時に気をつける事は?
こんな記事を書いて言うのもなんですが、僕もサーフィン初心者です。。。
それも、日本で10回もやった事がないくらいの。笑
それでもバリ島に滞在している時は何回もサーフィンをして、上達しているのを実感しました。
彼女のタミーもサーフィン初体験だったのですが、ボードに立つ事ができてましたよ!
バリ島では初心者でも十分サーフィンを楽しめる
初心者だからこそサーフィンを始めるならバリ島がいいと断言できます!
バリ島では熟練されたサーファーが海を占拠していて、素人が入ってきたら追い出されるなんて事は一切ありません。
海はみんなのものですからね!笑
また、初心者だからこそバリ島でサーフィンを始めるメリットがあります。
- 波が良い
- サーフィンができるエリアがとても広い
- 初心者がたくさんサーフィンをしている
- ボードレンタルやスクールが安い
- 天気と気温が最高
僕はバリ島と日本で同じくらいの回数サーフィンをしていますが、バリ島でサーフィンをした方が断然メリットがあると感じました。
波が良い
バリ島の波は日本の波と比べると、パワーのある良い波が多いです!
このパワーのある波を求めて来る熟練者は多いですが、初心者も同様にこのパワーのある波の恩恵を受ける事ができます。
初心者の場合、まずは足の着く場所でボードに乗る感覚をつかんでから、沖に出るという順番で練習していきますが、日本の波はパワーが弱いため、足の着く場所でも波に乗るのがなかなか難しいです。
しかし、バリ島の波にはパワーがあるので、足の着く場所での練習に適しています!
波に押される感覚、ボードに立つ感覚を覚えるのに適していますので、日本で練習するより何倍も早く上達する事は間違いありません。
逆に日本の波はパワーが弱いので、沖まで出ていって波に乗る事が多いです。
初心者や泳ぎに自身がない人なんかは、沖に出るという行為に少し抵抗がありますよね。
しかも、良い波が来る回数が少なかったりで、波を待ってる時間が本当に嫌になります。
サーフィンができるエリアがとても広い
バリ島のビーチは本当に広いので、サーフィンができるが場所が多く存在します。
有名なクタビーチ周辺からスミニャックビーチまで約4kmくらいあるのですが、このエリアどこでもサーフィンをしている人がいます。
これだけ広い場所があるので、日本の湘南や鎌倉のように狭い範囲に人がウジャウジャしているなんて事はありません。
初心者は上級者の邪魔にならないよう気を使ったりするのですが、バリ島ではそういった事は必要ないのが良いところです。
初心者サーファーが多い
初心者や、初めてチャレンジしている人が結構多いです。
子供から年配までいますし、女性も多く見かけますよ。
上級者しかサーフィンしていない海で初心者が混ざるというのは勇気がいる事ですが、初心者がスクールの講習を受けてたり、浅いところでボードに立つ練習してる光景が多いので、初心者でも楽な気持ちでサーフィンにチャレンジする事ができます。
また人が多いという事もあって、万が一自分の身に何かあっても、誰かが気づいてくれる可能性がありますからね。
1人でサーフボードを借りて練習する場合は、スクールが行われている近いところにコッソリ混ざって練習するといいでしょう。
サーフボードレンタルやスクールが安い
日本と比べるとバリ島でのボードレンタルや、スクールは費用をかなり安く済ませる事ができます。
ビーチに日光浴しに来たついでに、ちょっとした遊び感覚でサーフィンを楽しむ事ができるのがバリ島の素晴らしいところ。
天気と気温と水温が最高
バリ島は恐ろしいほど天気が良くて、雨がほとんど降りません。
雨期でも1日に1回スコールが少しだけ降るくらいですね。
気温も平均して25度以上ありますし、水温も高いのでウェットスーツを着る必要がないのです。
日本では時期によって水温が冷たい事が多いので、このウェットスーツを着るのですが、体にまとわりつくし、脱ぎづらいし、本当に最悪です。
バリ島ではTシャツ、もしくは裸でもサーフィンができるし、何よりも天気がいつも最高に良いのでテンションも上がりますよ。
サーフトリップにバリ島を訪れる観光客の気持ちがよく分かります。
初心者におすすめのサーフポイント
では実際にサーフィンはどこでするのがおすすめかと言いますと、バリ島東側のビーチに位置するクタ・レギャン・スミニャックのビーチがベストです。
初心者サーファーにおすすめのビーチ
- クタビーチ(Kuta Beach)
- レギャンビーチ(Legian Beach)
- スミニャックビーチ(Seminyak Beach)
バリ島には他にもサーフスポットがたくさんありますが、初心者には死にに行くような場所かと思いますので、それなりに上達してからにしましょう。
- サヌールビーチ
- ジンバランビーチ
- スルバンビーチ
- チャングー(ブラワビーチ)
- チャングー(エコビーチ)
クタ・レギャン・スミニャックのビーチ周辺には、ホテルなどの宿泊施設がたくさんあるのもいいですね。
僕はビーチまで徒歩5分ほどのホテルに泊まって、水着と現金だけ持ってビーチに向かい、サーフィンをしていました。
▼その時に泊まってたホテルはこちらの記事で紹介しています。
女子1人旅でバリ島に行く人必見! クタやスミニャックを観光したいんだけど、どこのホテルに泊まればいいんだろう? なるべく安いところが良いけど、あまり汚いのは嫌だな。安全面も気になる・・・こちらは、そんな人に是[…]
サーフィンに必要な道具を紹介
必ずあった方が良いものと、必要ではないけどあればいいかも程度の物を紹介します。
水着
水着は言うまでもなく必要ですね。
むしろサーフィンに必要なのはこれだけかもしれません。笑
せっかくビーチリゾートに行くので、最高におしゃれな水着を用意しましょう!
▼水着はビラボンがおしゃれでオススメ。
タオル
最悪、なくても気温が高いからすぐに乾きますが、海水が乾いてベトつくのが嫌ならタオルは用意しておくといいですね。
日焼け止め
サーフィンはボードの上にうつぶせになるので、体の裏だけ焼けたりします。
また、シャツやラッシュガードを着ていても顔の日焼けは避けられません。
バリ島のビーチは紫外線が強いので、日焼けしたくない人は日焼け止めを用意しておきましょう。
▼海外旅行には60mLが持ち運びには丁度よいサイズ。
ラッシュガード
男性は不要かと思うのですが、女性はあった方がいいかもしれません。
サーフスクールやサーフショップで貸してくれますが、女性はサイズが合わない事や、においが臭くて嫌だ!なんて事もありますからね。
▼ラッシュガードならROXY(ロキシー)がかわいいです。
南京錠などの鍵
サーフィンに何で鍵?って思うかもしれませんが、サーフィン中は荷物が自分の目に届かない場所にあります。
ボードレンタルしたショップや、サーフスクールを申し込んだショップに荷物を預ける事になると思うのですが、完全に信用してはいけません。
帰ってから荷物の中身が無いとか、現金が足りないなどのトラブルを未然に防ぐためにも、バッグのファスナーに鍵をかけておきましょう!
ケガや事故に遭わないために
サーフィンはとても事故が多いスポーツであり、万が一の場合は死に至る恐れがあるので、初心者といえども注意が必要です。
よく起こる事故の例を解説しますので、参考程度に知っておくと良いです。
他人との接触事故
上級者などは沖でのライディング中やポジションの取り合いによって、接触事故が起こります。
では、初心者では沖に行かないから大丈夫と思っていても、バリ島には初心者のサーファーが多いので、岸に近い場所で練習している人も多いですし、サーファー以外に海水浴をしている人もいます。
人が密集している場所や、海水浴をしている人がいる場所からは少し離れた距離で練習しましょう。
地面に叩きつけられる
足の着く場所で練習しているからこそ起こりやすい現象かもしれませんが、大きな波に飲み込まれて地面に叩きつけられるケースです。
バリ島の波は時として岸の近くでも物凄いパワーの波が立ちますので、足が着く場所だからといって油断してると、サーフボードごと真下の地面に叩きつけられるのです。
急に波が大きくなったと感じたら、一時的にその場を離れて波が収まるのを待ちましょう。
彼女のタミーは急に練習中に大きな波に飲まれて、顔に擦り傷ができていました。汗
カレント(離岸流)
初心者サーファーではこのカレント(離岸流)を知らない人が多いのですが、このカレントは本当に危険で命を落とす危険性もあります。
足の着く場所で練習してても、波の引きが強くて沖の方に引っ張られる感覚があるのであれば、カレントの可能性があるので、一度岸に上がるか横の方にずれましょう。
そんな僕もバリ島でサーフィン中に一度カレントに入ってしまい、生きることを諦めかけた経験があります。
運良く地元のサーファーが、僕の尋常じゃない様子が気になって助けに来てくれたので、今この記事を書く事ができています。苦笑
普段から筋トレしていて肩や腕の力には自身があったのですが、いくらパドリングしても岸に戻る事ができないほどカレントの沖に向かう力は強いので、カレント恐るべしと言ったところでしょうか。
カレントに入ってしまった時の対処法として、記事を書いてくれている人がいるので参考までに。
>>『カレント(離岸流)に流された時の対処方法』海に入る前に確認すべき事
脱初心者レベルに達したとしてもとしても、1人で海に入る場合は近くに人がいる場所でサーフィンをするのが安全です。
サーフィンをするには現地でボードを借りるかツアーに参加する
バリ島でいざサーフィンをやろうとする場合は、ビーチのサーフショップでボードを借りるか、ツアーかスクールに参加するのどちらかになると思います。
現地でサーフボードをレンタルする
クタ・レギャン・スミニャックのビーチ周辺にはサーフショップ(サーフィンの板が立てかけてあるのが目印)が多く存在します。
ビーチを歩いているだけで、「サーフィンやるかい?」なんて声をかけてくる人がとても多いです。
サーフボードのレンタル価格はショップによって違いますが、相場は2時間でRP.50,000~RP.150,000(約400円〜1,200円)ほどですね。
結構な値段の開きがありますが、ビーチの場所や交渉次第で金額が変わります。
ロングボード・ファンボード(ミドルレングス)・ショートボードがお店に用意してあるので、好きなのを選べますが、初めての方はロングボードを借りましょう。
スミニャックビーチだと比較的安くボードレンタルする事ができますよ。
ツアーかスクールに参加する
初めての方はツアーかスクールに参加するのが絶対に良いですね!
スクールに参加する場合も、ビーチにあるサーフショップと値段の交渉が必要です。
これもプライベートレッスンの場合と、グループレッスンの場合で料金が違うので何とも言えないのですが、プライベートレッスンで1時間RP. 200,000(約1,600円)くらいで頼めそうです。
英語での交渉になったり、講習も英語になってしまうのですが、簡単な単語さえ分かれば多分大丈夫でしょう。
陸の上でボード上での基本姿勢や、立ち方を教わってから海のに向かい、波が来たらボードを押してくれるので、初めてでも何回かトライすればボードに立つことができます。
それでも、英語はちょっと自信が無いなーって方は日本人インストラクターがいるツアーに申し込みましょう。
日本人経営のサーフスクールもあり、そちらで申し込めば日本語対応や送迎もありますので、不安も少ないしラクですよね。
まとめ:バリ島でサーフィンを始めれば上達が早い
日本でサーフィンを練習するよりバリ島の方が断然上達は早いし、何よりもバリ島の雰囲気や素晴らしい天気のおかげで爽快感も違いますよ。
初心者だからこそバリ島でサーフィンをやるべきだと思いますし、「やったことないしなぁ、、」とか「初心者だしなぁ、、」なんて考えないで、チャレンジするといいですね。
上達する事だけが目的ではなく、タイに行ったらムエタイ体験、インドに行ったらヨガ体験みたいな感覚で、アクティビティとしてサーフィン体験を楽しめるといいですね!
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