世界一高級なコーヒーと言われているのが「コピ・ルアク」といって、なんとジャコウネコの糞から出てきたコーヒー豆なんです!!
マーティンは日本にいる時からこのコーヒーの事を話していたので、お土産に買うんだろうな〜とは思っていたのですが、この日急遽農園にも行くことになりました!
なぜかというと、サヌールからウブドに向かう途中Grabタクシーの運ちゃんが「コピ・ルアク飲んだか?農園あるから行くかい?」と言ってきたのです。
なんて会話をしてる最中、返事を待つことなく車は農園の方へ向かっていました!(笑)
とんでもないタクシードライバーだけど、結果オーライということで。
ジャコウネコがコーヒーの実を食べると、消化しきれなかったコーヒー豆が排泄物として糞になって出てきます。
この糞の中からコーヒー豆を取ってよく洗い乾燥し焙煎したものがコピル・アクで、ジャコウネコの消化酵素や腸内細菌の働きによって独特な風味が生まれるのです。味というよりはその希少性からとても高価なコーヒーとなっています。また、コピ・ルアクの「コピ」はインドネシア語でコーヒー、「ルアク」はマレージャコウネコの現地の呼び名です。
ジャコウネコがいる農園見学
さっそく中へ入ってみます。
入り口のジャコウネコ像がめちゃめちゃ怖いんですけど!!
え、ジャコウネコってこんな感じなの・・・?
園内に入ると、お姉さんがずっと一緒について説明してくれます。
こちらがコーヒーの実です。この赤い実をジャコウネコが食べるらしいですよ。
その奥には、ジャコウネコちゃん!いました!
寝てる・・・。
入り口の怖いジャコウネコ像とは大違いで可愛い。
その後お姉さんは、どうやってコーヒー豆になるのか、過程を説明してくれました。
こちらがジャコウネコの糞。
最初糞から出てきたコーヒー豆って聞いた時は、嘘でしょ・・・と思ったけど、こうやって実際に見ると臭くもないしこれなら全然大丈夫!っていう感じでした。
糞を洗って乾燥させると、この白い豆になります。
こちらは豆を焙煎しているところ。
おじさん、ナイススマイルありがとう!
気になるコピ・ルアクの味とお値段は?
では、さっそくこちらでコピ・ルアクコーヒーを飲んでみます!!
目の前には、田んぼが広がっていてとてものどかな雰囲気です。
お値段は1杯Rp50,000(約400円)
思っていたよりも安いー!!!
ありがたやありがたや!
日本で飲むと1500~3000円とかするらしいですよ。
高級ホテルなんかで飲むと8000円くらいするとかいう噂も・・・。
日本にいたら一生飲まないかも。
味はどうでしょう??
なんか、味わったことのない独特な味わい!
でも癖がすごいとかではなく、すんなり受け入れられる味なんです。
味が分かるように砂糖はわざと入れないで出してくれるのでブラックで飲みましたが、苦味が強くなくすっきり飲める!
ちなみにバリコーヒーはフィルターをせず粉をカップにそのまま入れて、お湯を注いで粉が沈んだら上澄みを飲むっていう方法なのですが、この方がよりコーヒーの味を深く味わうことが出来きるような感じで私はとても好きです。
そしておまけといっては豪華すぎる、こちらの紅茶とフレーバーコーヒーの試飲も無料でついてきます!
しかもこの大量のバナナチップスも!
一応頑張って全種類飲んだ・・・と思います。(笑)
レモングラス味の紅茶とかバニラ味のコーヒーとか、いろんな味があったけど基本甘い!
でもそれぞれ美味しかったです。
お土産で本物のコピ・ルアクを買おう
最後にお土産コーナーがあるので、コピ・ルアクは勿論、試飲した紅茶なども購入できます!
コピ・ルアクコーヒーは50gでRp200,000(約1,600円)とちょっとお高めですが、マーティンはこちらでコピ・ルアクと紅茶をお買い上げ!
ここでなくてもスーパーやお土産屋さんなどでコピ・ルアクが売っているのですが、大半は偽物らしいです。
見分けることも出来ないしなんとも言えませんが・・・
偽物かもしれないって思いながら飲むよりは、ここで本物が買えたと思えばこの値段を出しても価値がありますね!
ずっと一緒について説明してくれたお姉さん、ありがとう!
営業時間:8:30~21:30
住所:Jl. Raya Lodtunduh, Lodtunduh, Kecamatan Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali 80571 インドネシア
まとめ
行くつもりのなかったコピ・ルアク農園ですが、結果行ってとても良かったです!
日本では一生飲むことがなかったんじゃないかっていう高級コーヒーを、バリでお手頃に飲めて本当にラッキー!
そして、インドネシアではコーヒーを「コピ」っていうのが本当に可愛い。(笑)
ぜひジャコウネココピお試しあれ!